国債のフルディーリングと金融市場の発達

国債のすべて58ページ。
国債のフルディーリングが認可されてから金利の自由化と債券貸借市場の創設等、インフラ整備の加速に繋がったという所で、フルディーリングとインフラの加速がどう関係あるんだろうと思った。
思ったんだけど、今まで勉強してきたことを考えてみればみれば、記事にすることでも無いなとも思ったんだけど、せっかくだから書いてみる。

まずディーリングって何なのか?っていうのは金融機関にはディーラーっていう存在があって、ディーラーは自社の資金を使って金融商品の売買をすることで資産運用している人たちだ。
このディーラーの人たちの組織を自己売買部門といって、自社の資金で金融商品の売買をすることをディーリングと言っているというのが俺の理解だ。

本にはフルディーリングという言葉が出てきて、これは聞いたことが無かったんだけど、1984年6月にディーリング認可されたとことが書いてあるが、これは償還2年未満の債券だけだった。
フルディーリングは債券の年限をとわず売買できるということだ。

過去に何回か取り上げてきた記事で国債の価格と金利の関係を取り上げてきた。
価格が下がると金利が上がり、金利が下がると価格が上がるというシーソー関係があるということだ。
最近だと以下の記事
国債入札の仕組み・価格と利回りの関係をわかりやすく解説
だから、フルディーリングにより国債の売買が活発になれば債券市場で価格変動が増えて金利も価格によって決まるので売買が多くなればそれだけ金利も変動しやすくなる。
これは市場の需給で金利が形成されていくので金利の自由化の促進に当てはまるし、債券市場の環境整備が進み、他の金融商品の取引が始まるなどで金融市場のインフラ整備が加速したということですね。

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