チャッピーに振り回されたという話を前回してから、この本の前半部分をもう一回読み直してた。
この本は前半は貨幣観と財源について論じられていて、後半は日本の財政運営はどうすればよいかということが書かれている。
ただ、読み終えて思ったことは、信用貨幣論という貨幣観だと財源は国債になり、商品貨幣論だと財源は税金ということになるのか?ということ。
以前、信用貨幣論とは何か?という記事を投稿したけど、これはチャッピーから内容確認してもらった内容なんだが、信用貨幣論の概念と貨幣の機能を混ぜて書いた内容になっていて、本では貨幣の機能について書かれてなくて、正直、信用貨幣論の信用と負債という概念についての理解はまだ怪しい。
それで、前回の投稿から読み直したり、ググったりしてたのだ。
それで少し整理できたので、概念について少し書いて、どうする財源については一旦終わりとする。
前回は、労働者と事業者の関係で例え話をした。
労働者は給料を払ってもらえるという事業者への信用があり、事業者は労働者への賃金債務があるという話だった。
俺としてはこの信用というのが釈然としない概念なのだ。
先の例だと払ってもらえるという信用だけど、場面によって信用の意味が変わってくる。
別の例だと、新しく事業をしたい人がいて、この人はお金が無いとする。
この人は銀行に借用書を持って借り入れの相談をするとする。
銀行はこの人にお金を融資していいのか、きちんと返済してくれるのかを審査する。
そして返済してくれると信用されれば、その信用の度合いに応じて融資額が決まる。
例えばホームレスにお金を融資するなんて無いと思う。
返済能力無いから。
逆に大企業とかだと信用があり何億というお金を融資してもらえるかもしれない。
そんな感じで借り手の信用によって融資額や金利が決まるとのこと。
俺は借金したことが無いからわからんけど。
ちなみに、以前書いた財政出動と金融緩和、資本と資産という所で、銀行の信用創造の限度は法定準備率とか、自己資本比率だってことを書いたけど、銀行の信用創造の制限となるのは借り手の返済能力が実際のところなんだと。
この辺はチャッピーに騙された。
今の銀行と民間の借り手の話の信用も払って貰えるという話になってしまった。
ちなみにチャッピーによると、民間の信用とは返済能力+支払意志+契約制度による強制力を見て審査しているとのこと。
「信用が必要」まではいろんなところで読むけど、返済能力+支払意志+契約制度による強制力まで書いてあるのは見たことが無いけど、確かにって感じはする。
↑これは根拠は確認してない。
次の例え話は政府の貨幣発行の話。
銀行は借り手の返済能力に応じて融資できるということは、政府にはいくらでも融資することができるということになる。
通貨発行できるし徴税権もあるからだ。
今書いてて思ったのが、通貨発行できるなら国債発行いらねんじゃねーの?って思ったんだけど、この辺については、またいつか探ってみる。
チャッピーによると金融制度とか金融市場の安定のために必要らしい。
話を戻すと、政府の信用とは通貨発行できるし徴税権があるから払って貰える、債務不履行にならないという信用があるということだ。
これも払って貰えるということになってしまったから別の例え話をしたい。
例えば商品貨幣論は物自体に価値があるという考え方だ。
一万円札には一万円の価値があるという考え方だ。
一万円の価値があるから受け取ってもらえるということだ。
それに対して信用貨幣論は一万円札はただの紙切れ。
北斗の拳でいう所のケツ拭く価値もねぇだ。
普通の人だったり俺自身もそうだけど、一万円札は一万円の価値があるから価値があるという商品貨幣論が直感的にわかりやすいと思う。
でも信用貨幣論的な観点で考えると何故ただの紙切れが貨幣として流通するのか?
それは法定通貨でしか納税できないということが、紙幣硬貨銀行預金を貨幣たらしめる理由だそうだ。
納税できるということは相手に受け取ってもらえるという信用があるということ。
政府は自身の通貨発行能力を債務不履行にならない信用とし貨幣発行し、民間では相手に受け取ってもらえるという信用により貨幣として流通しているということか。
そして、それぞれの貨幣観の財源の考え方の違いについては、商品貨幣論は物自体に価値があるという考え方により、すでに流通している貨幣を財源とし足りない分は国債発行で補うという発想になるようだ。
信用貨幣論は負債を負うことで貨幣が発生するという考え方だから、政府が国債発行することで負債が生じ、集めたお金を支出することで貨幣供給ができるということで、財源は国債ということになるということだと思う。
ちなみに国債で集めたお金は政府支出として支出しないと民間のマネーストックは増えないことは注意。
ということで、どうする財源は一旦終わり。
次はまた財源関係で、高橋洋一さんの99%の日本人がわかっていない新国債の真実という本を読んでいこうと思います。
これも数年前に買って一通り読んだけど意味が分からなかった。
あと、読んでいく前に今は国債問題と内省的貨幣供給理論を読んでからにしようと思ってる。
既に少し読んでるんだけど、何かすっきりしたら記事にする。
どうする財源を読み終えて

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