為替レートの変化

今までは財政破綻論の嘘のわからないところを理解するために必要な前提知識として、
国債関係を書いてきた。
それは本の冒頭の部分の理解を深めるためであったが、ここでは財政破綻論の噓の
第一章に関係する内容の話をする。

まず言葉の定義として、為替は通貨を別の通貨に交換することなんだと。
為替レートは、異なる通貨との価値の相対性を見るものだ。
この為替レートがどのような要因で変化するかを簡単に説明する。

例えば「円安ドル高」、「円高ドル安」といった安い高いとは、
円とドルの価値大きさの関係のことを指す。
円よりドルの価値が大きいと円安ドル高となる。
どうなると価値が変化するのかというと、これは需給で決まるのだが、
俺の場合希少性で考えた方が考えやすい。
例えば金とアルミはどちらが希少性が高いだろうか?
当然金である。
ということは金の方が価値が高い。
なぜ金の方が希少性が高いのか?
それは流通量で考えれば金の方が希少性が高いだろ!普通に考えて!
ひろゆきみたいに何かデータあるんすか?みたいなのはやめろ!
普通金だろ!

そんで通貨を希少性で考えると、例えば通貨の発行量で希少性を考える。
政府の財政出動により円の供給量を増やすと、市中の円の流通量が増える。
円が増えてドルの量は変わらないとすると、ドルに対して円の希少性が低くなる。
つまり円安に誘導される。


逆に金融引き締めで円の流通量を絞り、アメリカはドルを発行すると、
円の希少性は高まり、ドルの希少性は低くなる。
これは円高ドル安に誘導される。

俺はこの通貨の量から相対的価値とか希少性で為替レートを考えるのが考えやすい。

財政出動とか金融緩和とかすると円安誘導になり、
財政引締めとか金融引締めをすると円高誘導となる。
円安に誘導しながらドルを買うと円安誘導が加速し、
円高に誘導しながらドルを売ると円高誘導が加速する。

ちなみに通貨に対して買うとか売るっていうのは、
買うの場合、その通貨を回収することで、売る場合その通貨を放出することと思っていい。

これが希少性とか流通量での考え方だけど、これは基本的な考え方であって、
実際はいろんな思惑や通貨の需給で決まっているようなので、
為替レートの予想はほぼ無理だと思う。

例えば日本への旅行客が増えると円に両替する人が増える。
この円に両替するという行為は円を買うということで、
円の需要が高まることでもある。
需要が高まると通貨の価値が高まる。
円を使う人が増えるということは流通量が増えるから円安になるんじゃないの?
って思うかもしれないけど需要が高まるから円高にも誘導されるから、
結果どうなるかわからない。
でも実際は旅行客による通貨の需要増加で為替レートが変化することは、
ほとんどないらしい。
旅行客程度の影響ではレートにほぼ影響しないのだ。
為替レートへの影響が強いのは、中央銀行による為替介入だ。

ってことで次は固定相場制っていうのを簡単に整理して為替について書いていきます。
固定相場制っていっても実際は変動していて、中央銀行による為替介入によって、
為替レートが維持されているだけだから、固定相場がわかれば変動相場もわかると思う。

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