どうする財源の第7章を読んでて、国債発行で貨幣が増えるってところを、国債発行=貨幣発行という風に丸暗記する感じで理解してたので、詳細を勉強してみました。
まずマネタリーベースは、日銀が世の中に供給している通貨の総量で、
マネーストックは、金融機関と政府以外が保有する通貨の総量です。
マネーストックとマネタリーベースが国債発行でどう変わっていくかを説明します。
例えば政府が国債を30兆円発行したとします。
①全市中銀行の日銀当座預金残高が100兆円あって30兆円国債を買います。
②そうすると全市中銀行の資産は、70兆円が準備預金で30兆円が国債になります。
ちなみに日銀当座預金と準備預金は同じものだと思っていいです。
③全市中銀行から集めた30兆円で政府は公共事業を発注し、事業者には全市中銀行をとおして事業者の口座に送金するので、全市中銀行に30兆円が送金されます。
そうすると銀行の資産は準備預金が100兆円で国債が30兆円になります。
ちなみに政府支出による30兆円は民間事業者の預金の増加分になります。
④日銀が買いオペで国債を買い取ると銀行の準備預金が30兆円増えるので準備預金が130兆円になります。

②のところは国債の購入で準備預金が減ってます。
これはマネタリーベースが減ってることになります。
100兆円→70兆円
③政府支出で準備預金が増えました。
この増加分は公共事業発注分なので民間の預金の増加分ということにもなるので、
マネタリーベースとマネーストックが増えます。
しかし、マネタリーベースは100兆円→70兆円→100兆円となり±0です。
④日銀が、銀行が保有する国債を買うことで準備預金が増えました。
マネタリーベースが増えました。
100兆円→130兆円
国債発行といっても、マネタリーベースが増えるのは国債の買いオペレーションをした時で、国債発行による政府支出ではマネタリーベースは増えずマネーストックが増えるということ。
だから政府支出は国家的な信用創造だと思う。

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