どうする財源の第2章でデフレについて、デフレになると借入の実質的な金利が増えるって言うようなことと、企業は設備投資しないで内部留保を貯めるようになるっていう所で何でだろうって一瞬思ったんでその辺書きます。
返済額については、物価指数が変わっても名目上の返済額は変わらない。
デフレになると物価とお金の関係だと、相対的にお金の価値が増大する。
お金の実質価値は、
将来の実質的な価値(円)=名目額(円)/将来の物価指数(%)
現在の所持金が100万円あって、将来の物価指数が‐2%だと、将来の実質的な価値は約102万円相当になる。
所持金が100万円から102万円に増えるんじゃなく、102万円相当の価値になるということ。
例えば100万円で100円の物は1万個買える。
物価が‐2%変動すると、100円の物は98円になる。
100万円あれば98円の物は1万204個買える。
100円だった時に1万個買えたのに、98円になれば同じ100万で204個多く買える。
100円の時に204個買うには2万400円必要だけど、物価が下がればお金が増えてなくても多く買える。
これにより、デフレでお金の価値が上がると言われる。
返済額の変動に関しては、
実質金利(%)=名目金利(%)- 物価上昇率(%)
100万を金利1%で借りれば、101万円が返済額になる。
名目金利が1%で物価上昇率が‐2%だと実質金利は3%になるんで、返済額は103万円”相当”となるということ。
でも名目上は101万円です。
そして、何で企業は内部留保を貯めるかなんだけど、物の価値が下がってお金の価値が上がるなら、貯蓄した方がいいでしょ。
それにデフレって需要が弱くなってるということで、そんな時に供給を増やすような設備投資をしても需要が無いんだから無駄になるし。
デフレ時は借入の実質的な返済額が増えるし、会社の財務状況を守ろうとするし。
ちょっと思ったのは、内部留保にしないで給料に反映させればいいのではってなったんだけど、社会全体のインフレとか需要増加っていう追い風的なものが無いと、会社の貯蓄を放出するだけになってしまうよね。
デフレになると実質金利はなぜ上がるのか― 企業が内部留保を増やす理由

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